牛歩の読書

私と村上春樹

といっても私は一冊も作品を読んだことが無いのだが。『1Q84』の大流行りで、テレビ・新聞等で村上氏の話題を目にしたり耳にしたりすることの多い今日この頃。そして村上氏は読書家であるツマの好きな作家のひとりである。これは私もいっぺん読んでみようか…

赤兎馬 脚質・先行逃げ

読書といってもマンガですけどね。 『SWEET三国志』。作者は片山まさゆき。代表作・スーパーヅガンは名前だけは知ってた。三国志(演義)を下敷きにした中身も面白いけど、一見カンタンに描いてそうに見える画が、実はテクニックを要するんじゃないかなーと思…

蜥蜴は多少好きだ。

図書館で志賀直哉の文庫本を借りた。 この新潮文庫の表紙の絵、なんか見たことある感じだなと思ったら、熊谷守一だった。よく見ると右端に クマガイモリカズ と、例の釘で引っかいたようなサインがちゃんとある。国語の授業で「城の崎にて」を知ってる人もい…

みじんこハンター

閉館まで30分をきった図書館へ行き、借りていた本を返した。 2週間遅れで・・・ごめんなさい。 借りてたのは『三国志ハンドブック』(三省堂)というもの。監修は陳舜臣氏。三国志について、小説や漫画またゲーム等で親しんだ日本人は多いと思うが、私自身はそ…

「じゃひめいちでしょう」

『三四郎』牛読中。 馬尻 と書いて バケツ と読ませるとは…。

「あ、そうだそうだ」

今晩はまた兄夫婦がやってきて、皆でカレーを食べるのだそうな。 そんなこんなで家の中では落ち着けず、市の図書館へ。 次に「牛歩の読書」でよむ本を探してみる。 岩波文庫の書架を眺めたりしたが、結局梶井基次郎の『檸檬』(新潮文庫)を読んでみることにし…

ニャン運長久を祈らばや

上述にある、読了した文庫本2冊のうちの一方は『吾輩は猫である』(新潮文庫)である。昨年からかれこれおよそ4ヶ月かかって今週読み終えた。日頃私が読書するのは主に行き帰りの電車に乗ってる間で、大体1日10頁も進まない。1頁も読まない日もある。こんな読…

盗人萩

ツクツクボウシがしぶとく発声しておる…。 毎年今くらいはまだ鳴いてる頃だったろうか? 蝉のせいなのか実際そうなのか、今日は暑く感じる(実際暑かったみたいです)。 しかし自宅では掃除がはじまったから、市の図書館に逃げることにした。 駐輪場では萩の花…

ブックカバーづくり

「牛歩の読書」も先日宮沢賢治を読み終えて、今は『吾輩は猫である』を読んでるところ。*1 2冊続けて同じアバンティのブックカバーを巻いて読んでたが、 使い回してると手の汗を吸うし、ボロくもなる。 革や何かで出来た上等なのでなくてもよいから、新しい…

ちょうはあかぐり

今夜は涼しいです〜。 先週から宮沢賢治の文庫本を読んでるが、 九月一日といえば、高田三郎さんが転校してきた日である。 家にあったのを適当に選んで読書してるわけだが 不思議なもので、物語の設定と重なるようになった。 いや〜〜〜、今夜はほんとうに涼…

いつか読書する日

私は読書が苦手です。 すらすら読めないのだ。 読みながら、頭の中で内容を咀嚼してからでないと先に進めにくい傾向にある。 我が家に読書家(雑誌は別として)がいないというのも、私が本を読まない理由のひとつとなってるのだろう。 ほかにも、深いような浅…