みじんこハンター

表紙


閉館まで30分をきった図書館へ行き、借りていた本を返した。
2週間遅れで・・・ごめんなさい。
借りてたのは『三国志ハンドブック』(三省堂)というもの。監修は陳舜臣氏。

三国志について、小説や漫画またゲーム等で親しんだ日本人は多いと思うが、私自身はそういう経験がほとんどなかった。だが興味はあるので、三国志の世界を手軽にお勉強できるアイテムはないかと探して、みつけたのがその本だった。

ぜんぶは読まなかったが、あらすじとか、文献としての「正史」「演義」のこととか、ちょっとは知れた。


残りの開館時間で次に読む本をさがしてみる。

しかし、いざ物色する際にまず岩波文庫の書架へいくという私の行動パターンは、権威主義的といえるだろう…。

さて国もジャンルもいろいろある中で、目に留まったのは『微生物の狩人』という本であった。

初見であるが、タイトルにひかれた。

海外の作品、しかも内容は科学系とふつうなら手を出しそうにないのだが、上巻を借りてきた。


以下、雑学。岩波書店HP「文庫豆知識」より引用。

 お気づきでしょうが,岩波文庫の小口(背を除いた三方)のうち二方はカットされて滑らかですが,天だけはアンカットです(むしろこの方が製本所さんにとっては大変),フランス装風の洒落た雰囲気を出すためということなのですが,いかがでしょうか。ちなみに解説目録(在庫目録)は天もカットされています.比べてみるとやはり,と思いますが,これは好き好きでしょうね。

そういや昔、自分の本の扱いが荒いから、天がこきたなくなってる(岩波さんすみません)と思ったことがあったような。