みた展覧会 みたい展覧会
朝から雪の舞う中、京都文化博物館へ行ってきた。
この冬まともに降ってる雪をみるのは、これが初めてだろう。
前の年はもっと降る日が多かったように思う。
昼に博物館を出たときにはもう止んでいた。
教育テレビ日曜日の美術案内番組の、放送開始30周年を記念した展覧会である。
ある著名人がある作家とその作品を語る、というスタイルで主要な展示が構成されていて
作品の実物とあわせて、放送当時の映像も会場で視聴することが出来る。
途中でとばしたところも多少あったが、なかなか見応えのある展覧会だった。
正月だからか、思ったほど人はたくさん来てなかったが、これは一見の価値ありです。
これから近いうちに見に行きたい展覧会はといえば、
京都国立博物館の「京都御所障壁画」*2と、京都国立近代美術館の「揺らぐ近代」*3か。
文博では何故か高橋由一の作品がひとつも出品されず(「日曜美術館展」全会場のうち京都だけ)、
その代わりではないだろうが、近代美術館では「花魁」が展示される。
また文博では下図が展示されていた、狩野芳崖「悲母観音」の完成品も2/4まで出るとのこと。
ファンというわけではないが、日曜美術館展からの流れで行ってみようか。
よって、行くとなれば2/4までに、だな。
それから「揺らぐ近代」展でもうひとつ気になるのは、
その関連企画の主催に「学校法人R」(母校R大学のR)の名があることだ。
2月にはR大でシンポジウムを開催し、当大学の教授もこれにかかわるらしい。
また府立堂本印象美術館では「揺らぐ近代」の関連開催展*4が行われる。
R大正門のお向かいにありながら、いまだ訪ねたことの無い堂本印象美術館。
この際いってみるかな。