櫻谷文庫
今日の読売朝刊1面。
そんなに目立つ記事ではないが、通天閣が国の登録有形文化財(建造物)になると報じている。
「山城」のページでも新登録文化財の記事が。
今回京都府内からは、京都大学清風荘や平安女学院昭和館など28件が選ばれたそうな。
で、詳しい説明のない「そのほか」として紹介されたなかに、
▽日本画家木島櫻谷の自邸(北区)の櫻谷文庫や洋館など3件
とある。
これは、R大の南の方にあるあれのことかな…?
在学中何度も通りかかったが、門には「櫻谷文庫」の札がかけられ、*1
塀の中には洋館らしき古そうな建物があり、ここはいったいなんだろう?と気になってた場所だ。
ずっと「さくらだに」とよむものと思ってたが、どうやら「おうこく」が正しいらしい。
主であった画家の名は、木島櫻谷(このしまおうこく)というそうだ。
R大の近所には、建築家・本野精吾の自邸(1924)とか衣笠会館(1905)とか
味のある近代建築がいくつかある。
一方で、R大の構内にそういう重文や登録文化財になるような古い建物が無いのは惜しい。*2
(上空から見ると、校名の一字「R」「M」につくられているという妙なる校舎はありますが。
将来的に価値が高まるかもしれない…。)
教育の場に歴史的な建築物があり、
またそれが現在も使用される例は少なくないが、よいことだと思います。
立派な学び舎で勉強すると賢くなれそうだ(そうとも限らん)。