赤羽

S邸で迎えた朝。
こちらに来てからは誰も呑まなかったからだろうか、爽やかなものである。
ALAさんもI田君も、昨夜部屋に着いてしばらくしたら寝入っていた。


私は人のうちで一晩世話になったときは、朝早くに出てしまって
自宅に帰ってまた寝るというパターンが多い。
が、今後の新生活のため広い部屋に引っ越して間もなく、モノもまだ少ないS先輩邸は居心地が良い。
ザ・サンデーをみたりしてダラダラ居座る。
戸塚ヨットスクールは今」みたいな特集をやってた。井筒監督の表情…。


その後家主のSさん共々みんな部屋を出て、11時頃阪急桂駅で私はお三方と別れた。
京都駅でアバンティの本屋に立ち寄る。
このところ西洋美術史の本を、『カラー版西洋絵画史WHO’S WHO』なんかを買おうかと思ってた。
S邸の本棚にそれがあったのでみせてもらった(というか勝手に読んでたか)が、
値段がやや高いのと、図版がたくさんある一方で作家ひとりひとりの説明は簡単にしてあるのとで
今すぐの購入は遠慮することにした。
西洋絵画史WHO’S WHO―カラー版
(↑はまぞう、はじめてつかってみた。)
同じ美術出版社で、著者(監修者)も同じの『カラー版 西洋絵画史入門』を買って帰った。
財布の中の札は1000円が1枚あるかないかだったのに、図書券が2000円分かばんに入ってた。


地元の駅まで帰ると、外で募金が呼びかけられてた。
ポケットの小銭を箱に入れて羽根をもらう。
朝見たテレビで徳さんが胸に赤い羽根をつけてなかったら、こんなこともしなかったかもね。