島根大は合格率100%でした

この前買った自転車*1が2ヶ月目にして初パンク。
発覚が金曜の晩だったのは不幸中の幸いか。
って、前のパンクも同じ金曜の晩だったのか。不思議。


さて、本日の読売朝刊1面に「新司法試験」合格者発表の記事がありました。
法科大学院の修了者(2年制)を対象にした初の試験、とのこと。
2091人(途中欠席4人)が受験、1009人が合格し、結果今回の合格率は48.25%だったそうです。
全国で74校ある法科大学院のうち、今回は58校から受験。
新聞1面では、その58校の大学院別の合格者数が多いもの順に表示してありました。


で、我が母校・R大はどうかと表をみると…
(別に大学名をボカすことはないが、当日記では以前からR大と表記しているので今回もそれで通しました)
受験者103名中、合格者は27名で合格率は26%。
合格者数では全国で10位なのだが、この合格率の数字はどうなのか…。
昨年度の旧司法試験の合格率が3.71%だったことからみればずっと高いが、
新聞の表をもとにデータを抽出して比較してみるとどうでしょう。


・受験者100名以上の法科大学院5校を合格率順に並べると…
(小数点以下四捨五入、合格者のカッコ内は合格者数の全国順位)

大学院 受験者 合格者 合格率
東京 170 120(2) 71%
京都 129 87(4) 67%
慶応 164 104(3) 63%
中央 239 131(1) 55%
R 103 27(10) 26%


100名を超える受験者がいた大学院の中では、合格者・率とも一番下でした…。


・いわゆる「関関同R」で同様に比較しても…

大学院 受験者 合格者 合格率
関学 64 28(9) 44%
同志社 88 35(8) 40%
関西 50 18(14) 36%
R 103 27(10) 26%


合格者・率とも前掲の比較ほどの開きはないものの、合格率はやはりふるいません。


私は法学部出身ではないし、OBであるということ以外ほとんど他人事ではありますが、歯がゆさを覚えます。
どの学校でも試験の難しさは平等なのでしょうけれど、こう数字にあらわれてしまっては…。
内部関係者の皆さんが気の毒に思われます。

*1:7/22の日記参照。