「雑草という名の植物はない」
タイトル画像を 春草 → 藤の花 に、
プロフィール写真を 春草と虫 → 象&象 に変更。
地元・U市は平等院の藤棚であります。
ずっと前から思ってることだが、藤の花って何であんなに くまんばち を引き寄せるのか?
矢野顕子・坂本美雨のデュエットで「くまんばちがとんできた」ってのがあるらしいです。
さて日記のタイトルをどうしようかと(どうでもいいことだが)思って、ウィキペディアのフジ(植物)の項目を眺めてたとき、ふと植物→植物学者・牧野富太郎を連想して、彼の名前で検索してみた。
すると、なかなか面白いエピソードをいろいろと知れた。
やはり歴史に名を残す人は、単に功績ばかりでなく、子供向けの偉人伝には書かれない逸話もあればこそ、人間らしさが感じられるというか、興味がそそられるというものだ―と思いませんか?
野口英世や石川啄木がそうであったように(07/1/13の日記参照)。
まあ、あくまでウィキペディアを一見して得た情報であって、典拠までは調べてないけれど。
それで牧野富太郎について、もうちょっと調べてみたら
「キノコ踊に興じる富太郎、青森県恐山の山中にて」
という白黒写真が!これは衝撃的だった・・・。
→ http://www.makino.or.jp/dr_makino/frame/f_makino.html
踊ってる本人の姿はもちろんだが、この短い説明もなんとも妙な面白さがある。
「キノコ踊に興じる富太郎、青森県恐山の山中にて」・・・恐山でキノコおどり、ですよ!?
そのキノコ踊を含む、さまざまな(おかしな)富太郎さんの写真が飛び出してくるとこもありました。
→ https://www.nhk.or.jp/radiodir/makino/
2007年は牧野富太郎没後50年とのこと。今日、彼に関する知識が得られたのも何かの縁か。
彼が和名をつけたワルナスビの性質はすさまじい、ということも覚えておこう。
ところで本日の日記のタイトル、「雑草という名の植物はない」。
これは牧野富太郎の言葉であるという記述をいくつか見かけて、ああ、なかなかの格言だなぁと思って題にしたわけだが、少なくともネットでは、この発言は昭和天皇によるものとする説が多いようだ。
正解はどっちだろう・・・
どちらにせよ、この言葉の出典がさらに時代をさかのぼる可能性もあるだろうが。