すきっ歯カレー

gokaichou2007-02-11

昨日と同じ温泉へまた行った。ここは割と大衆的な浴場で人が多かった。

その後、この街に詳しい友人に連れられ、あるカレー屋(というかインド料理屋)へ。インドの方が経営し、調理するというお店であるとは、友人の話で知っていた。
こういう本格的な外国料理の店で食べるのは初めてだ。

チキンのカレー(サラダ・サフランライス付き)を頼む。辛さは5段階から選べる。

1 普通
2 やや辛め
3 辛口、本場インドでは普通
4 とっても辛め、多少辛抱がいります
5 激辛、つらくても自信のある人はどうぞ

最初は3にしようと思ったが、友人の忠告もあり2にした。


しばらく待った後、いよいよ食す。
辛い・・・!顔から汗が噴き出してくる。
焼いた石が食道に入ったかのようだ。勿論そんな体験したことないが。
これが夏場だったら泣いてたかもしれん・・・辛さ、2にしといてよかった。


カレーと闘いつつ、考えた。5つの辛さのうち、3は「本場インドでは普通」。
つまりこの5段階はインドを基準にしたものらしい。
インド人で普通の辛さが日本人にはどの程度か、推して知るべしということか。2の時点で、一般的な日本人の舌にはじゅうぶん辛口なのだろう。

そして3がインドでは普通というのなら、4・5はえらいことだ。
4はインド人でも多少辛抱が要るというレベルなのか…?5の「つらくても自信のある人はどうぞ」ってのも、何気ないようですさまじい言葉だ。食べるのにつらいのが前提であるらしい。
「からい」と「つらい」は同じ漢字。辛さを抱えると書いて「辛抱」。
日本語の妙をインドの方はどうお考えなのか……。


途中からラッシーの甘さでごまかしながら、なんとかぜんぶ食べられた。
数時間後、腹の中がカーーッと熱くなってきたのは……。